入院診療について
入院患者の回診は、毎朝および毎夕に行われ、軽微な病状の変化を見逃さないようにしています。
また、主治医制をとっておりますが、全員が主治医グループとして全ての患者さんに対して診断・治療を行っています。
毎朝のブリーフィングおよび毎夕のデブリーフィングを行うことで医員全員が主治医として診療を行っています。
医師の全員が患者さんの状態を正確に把握することは医療事故を防ぐ最も大切なことであると考えております。
入院中の不安や治療・手術への不安を最小にできるよう主治医グループおよびスタッフが一丸となって治療に取り組んでいますので、安心して入院してください。
手術を目的とする場合、抗癌剤治療を目的とする場合、安静加療を目的とする場合、入院が必要な検査を行う場合が主となります。
近年増加している泌尿器科癌(腎臓癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣癌、陰茎癌など)に対しては、自己血を貯血して手術を行います。
これにより同種血輸血を行うことなく手術が行われます。
手術方法は、開腹手術の他に低侵襲といわれている鏡視下手術(腹腔鏡手術など)も行います。
手術部位や病変の部位などにより適応が異なりますので担当医と相談してください。
前立腺肥大症に対する手術は経尿道的に手術を行います。
尿管結石に対する手術は経尿道的手術ですので、全身麻酔が基本となりますが、2泊3日での入院が基本です。